教材捜査1 実力メキメキ合格ノート歴史

各問題集の特徴や勉強方法を詳しく紹介する教材捜査シリーズです。本日の捜査対象は「実力メキメキ合格ノート 中学歴史」です。

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内容紹介には以下のように書かれています。

●「講義テキスト」の解説編+「整理ノート」の書き込み編からなる、ダブル参考書です。
歴史が得意なら、さらに完全マスター。歴史が苦手でも、入試合格レベルへ!

◆解説編は、塾講師がオープンにする「講義テキスト」です。
●日常学習から高校入試まで、中学歴史のポイントを総合的にカバーしています。
●最重要ポイントは,徹底した反復トレーニングで確実に身につくようにしています。
●付属の赤色フィルターを利用して暗記できます。

◆書き込み編は、自分自身で完成させる「整理ノート」です。
●空らんを自分でうめる作業によって、書いて覚えることができます。
●空らんの語句はすべて、解説編に番号対照で掲載されています。
●項目ごとに1ページまたは2ページで、見やすく構成しています。

◆重要なポイントは、文字を大きくしたり、かざりわくで強調したりしています。

レベル

「講義テキスト」も「整理ノート」も読んで書いて覚える教材なので基本読んで理解できる人なら誰でも使うことができます。読み物としては説明がわかりやすく、たとえ話なども頭にスッと入ってきて印象に残るようになっています。

用語集を必要としないほど細かな説明がされてありこの一冊を覚えきるだけで偏差値65まで対応できる内容になっています。

具体的な使い方

表紙に高校入試と書いてありますが1,2年生が家庭学習用として使うことも可能です。その場合、塾や学校の授業ペースに合わせて「講義テキスト」を繰り返し読むことをお勧めします。

覚えきるための工夫が散りばめられた教材ですが問題集ではないのでテスト勉強には何か別の問題集が必要になります。

定期テスト2週間前から「整理ノート」の書き込みに入り暗記、それと並行して学校のワークや教科書準拠問題集の反復練習で平均+20点を目指してください。

受験用として使用する場合、夏休みから始めて10月までの「基礎完成期間」、11月から1月までの「実践演習期間」の7ヶ月間フルに使える教材です。夏休み中に「安土桃山時代」までの以下の作業が終了していれば9月の実力テストで結果を残すことができると思います。

① 1章または実力テスト範囲の「講義テキスト」を3回読みます。(頭に入ってこない場合は5回、眠たくなる場合はひたすら音読!)

② 同じ範囲の「講義テキスト」を赤シートでかくして2回読みます。

③ 「一問一答」形式か「基本問題」で定着を確認します。

④ 「講義テキスト」を見ながら「整理ノート」にオレンジペンで重要語句を書き写します。

⑤ 「整理ノート」を赤シートでかくして2回読みます。

⑥ 「標準問題集」「公立レベル入試問題集」で定着を確認します。 

⑦ 次の単元、章に進み①~⑥を繰り返す。

お勧めポイント

読むだけで頭に入ってくるので「さぁ、勉強だ」と身構えることもなく学習を進めることができます。教科書はある程度先生が授業するという前提で作られていますが「メキメキ」はこれ一冊で完結できるように作られています。

「整理ノート」はあらかじめ2,3部コピーしておいて後から書き込みができるようにしておくと便利です。

③⑥に「一問一答」「基本問題」「標準問題」「公立レベル入試問題集」と書かれていますが歴史が苦手な(かつて歴史の試験で平均点を取ったことがない)人は受験用の問題集を使わなくても「ニューコース問題集」(学研)や「中学総合的研究問題集」(旺文社)などでも十分です。

過去歴史の試験で平均点以上を取ってきた人は「合格BON 社会」(学研)など標準問題と公立入試問題の橋渡し的な問題集を使うとよいでしょう。

奈良市内の中学校では中3の9月、10月、11月、1月に学力診断テストが行われます。その出題範囲に合わせて学習を進めることをお勧めします。

「歴史が苦手でも、入試合格レベルへ!」と内容紹介にもあるように夏休みから始めれば半年後、一条・奈良北レベルに十分到達できる教材です。

「歴史を得意科目に!」「志望校は郡山だ!」という人も「基礎完成期間」「実践演習期間」の7ヶ月間は勉強の中心となる教材の一つであることに変わりありません。一通り読んで終わりという教材ではありません。入試直前まで手放せない価値ある一冊になると思います。