教材捜査3 図でわかる中学理科 1分野

各問題集の特徴や勉強方法を詳しく紹介する教材捜査シリーズ。本日の捜査対象は「図でわかる中学理科 1分野」。

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以下内容紹介

1. 中学理科を80の転写図にまとめた

解説を読んで、例題を解いてから、転写図を自分のノートに写します。さらにテキストを閉じて、ノートに転写図を再現できるかどうかやってみます。その過程で、学習する単元を構造的にとらえることができ、どんな角度の問題にも対応できるようになってきます。
 
2. 『1分野(物理・化学)』と『2分野(生物・地学)』の2冊で1セット

『図でわかる中学理科 1分野(物理・化学)』は中学三年間で学習する理科1分野が系統的に学べるよう編集されています。2分野については、同じ『図でわかる中学理科 2分野(生物・地学)』でカバーしています。
 
3. わかりやすい説明、詳しい解答

例題には、公立、私立の入試問題を改題したものを段階的に配置し、学習を定着させるつくりになっています。図を使い、詳しく、わかりやすい解説を心がけています。
 
4. 定期テストにも対応

転写図でその単元の内容をまとめていますから、定期テストにも短時間で対応できます。

名前の通り図を多用し、わかりやすい説明が加わって内容を構造的に理解できる工夫がなされている。特に例題の解説は秀逸。

「転写法」を採用。「転写」と書かれている80の重要な図をノートに写すことで整理と定着を図ることができる。またその図の暗写(見ないで書く)を試みることで理解のあいまいさを明確化することも可能。

「図でわかる」は普段使いから基本的な入試対策まで幅広く使える参考書だ。定期テスト対策や日々の復習にも適している。また理科が苦手な受験生も前半のメイン教材として十分使える。一応参考書ではあるが練習問題も一定量ある。それに対する解説も丁寧でわかりやすい。

基本的な使い方は次の通り

[1]単元解説をよく読む
新しく登場した用語の意味や考え方を「解説」を通して学ぶ。理解を助ける「実験」や「観察」、実験器具の使い方をまとめた「基本操作」をよく読む。

[2]例題を自力で解く
「例題」は自分で解くことが大切。わからなくても、まず考えてみる。自ら考えることで問題を解く力を養う。解き終えたら「例題の解答」で自分の考え方が正しかったのか確認。

[3]転写図をノートに写し再現する
各単元の最初には、その単元で学ぶ内容を凝縮した「転写図」がついている。その図を、意味を考えながらノートに写す。最終的にはテキストを閉じて、自分で図を再現できるまでくり返す。

[4]練習問題で実力アップ
その単元で学んだことが身についたか練習問題で確認。

定期テスト対策として活用する場合

テスト範囲がわかったら、その単元の解説を読み、例題を解き、転写図を転写して再現する。そのうえで、学校ワーク、準拠ワークに取り組む。すでに「図でわかる」で基本的な考え方が身についているので、ひとつひとつの内容が関連づけられ意味もよくわかるはず。

受験用として活用する場合

11月までは「図でわかる1分野・2分野」の2冊中心で進める。くりかえしの「読み」「解き」「図の暗写」で完全定着を図る。11月以降は入試レベルの実践演習で学力アップを図る。公立入試レベルの問題集としては「中学総合的研究問題集 理科」「高校入試合格BON理科」がお勧め。

定期テスト用、受験用とも1回の学習で終えるのではなく「読み」「解き」「転写」のくり返しで高い効果が期待できるかなりの秀作だ。「2分野 生物・地学」も同様の出来で2冊セットの学習がお勧め