お母さんが知っておく勉強の作法 その3「勉強の習慣」

今年は1学期がまだまだ続きます。

中学生は期末テストも終わって部活に集中ってところでしょうか。

小学生は各科目の1学期のまとめテストが行われる時期です。

今日は「お母さんが知っておく勉強の作法 その3」ということで、テーマは「勉強の習慣」です。

これで勉強の作法シリーズは一応最後です。

ということで、お母さんに質問です。

「お子さんには勉強の習慣が身についていますか?」

学校から帰ってきたら勉強してるようだし、提出する課題なんかをやっていることもよくあるし・・・

実はこの質問はとても答えづらい質問なんです。

なぜなら、何を「勉強」ととらえるか?が人によって違うからです。

特に、小学生をお持ちのお母さんに考えてほしいのですが、

ご存知のように、小学生にはほぼ毎日宿題が出ます。

担任によって、また曜日や科目によって量は異なりますが、出さない先生はまずいません。

子どもの方でも、やりようにピンキリはあっても、宿題をやらない子もはほぼいません。

では、はたしてその子は勉強する習慣があると言えるのか?

正確に言うと、私的には、その子は勉強する習慣ではなく、あくまで宿題をする習慣はついているということになります。

というのは、もし宿題がなかったら、その子の勉強はどうなるのでしょうか。

この質問に対して、たいがいのお母さんからは「たぶん何もしないと思います。」というお返事が返ってきます。

実は勉強する習慣とは、宿題があろうがなかろうが、するべき自分の学習作業を持っていることを指します。

勉強する習慣は宿題をする習慣とは似ていますが明らかに違うのです。

ですから宿題がない=何もしないは、決して勉強の習慣がついているとは言えません。

そしてこの習慣は小学生の間に身につけておかないと、中学生になって身につけることは非常に困難だということも分かっておいてください。

中学生になると宿題が毎日出されるということはありません。

まして部活もあって学校の帰りがグッと遅くなります。

その結果、中学生になった途端にまったく勉強しなくなる子が多くなるのです。

お母さんからも「中学校に上がった途端に勉強しなくなりました。」という話をよく聞きますが、実は中学生になったからではなく、元々その子には勉強する習慣がなかっただけのことなのです。

勉強の習慣は小学生のときにつけておくが鉄則です。

さて、どうやって?

習慣を身につける一番いい方法は、毎日決まった時間に決まった作業をすることです。

そしてその作業が習慣となるには早くて3ヶ月から数ヶ月必要だと言われています。

とすれば、今6年生のお子さんにとっては「待ったなし」です。

中学へ上がるまであと数ヶ月ですから。

このことは学校や塾の問題ではなく、家庭内での問題です。

お母さんとお子さんで相談し、話し合ってベストな方法を見つけることができます。

まずはお子さんの日常を観察するところから始めてみてください。

特に宿題のない日が絶好の観察日和です。

もし「宿題がない=何もしない」だったら、手遅れになる前にぜひ何か対策を取ってください。

小学校時代に「勉強する」習慣を身につける、これは大事な勉強の作法ですから。