何もわからんまま?1年延期!県立大学附属高校について・・・

今年の中3生が受験できない県立高校がいくつかあります。

平城高校・・すでに去年から募集停止しています。

今年度は高2・高3だけが在学しています。

来年度は高3だけの在学になり、2年後は誰もいなくなります。

その後1年かけて改修工事を行い、3年後には奈良高校がやってきます。

イオンモールが近くにあって、通学にも便利で合格偏差値が62程度なので目標にする受験生がとても多い学校でした。

登美ケ丘高校・・高2、高3生は登美ケ丘生として在学し、今年度からは新たに国際高校としてスタート、高1生は国際高校生として在学しています。

イオンモールが近くにあって、最寄り駅が学園前ということもあり、合格偏差値が54程度なので、平均より少しできる人にとっては人気のある学校でした。

西の京高校・・今の高1が西の京生としては最後になります。

来年のからは県立大学附属高校として新たに開校予定でしたが、コロナ禍の影響で開校が1年延期になりました。

その結果、来年度は西の京高校としての2年、3年生がいるだけで1年生はいません。

2年後、県立附属高の新1年生と西の京高の3年生が混在するという、ちょっと変則的な学校になります。

近鉄西の京駅からは徒歩15分、学園前からはバスと、通学は少々不便ですが、イオンタウンが近くで、合格偏差値が50~52で手軽に受験できる高校の一つでした。

そう考えたら、みんなイオンの近くや。何の関係もないけど!

その西の京高校が令和4年から県立大学附属高校として再出発です。

そもそも奈良県に県立大学があること自体知らない人が多いのではないでしょうか。

奈良県の大学と言えば奈良教育大や奈良女子大が有名ですから。

県立大学は、平成2年奈良県立商科大学として4年制の大学として開設し、平成13年に奈良県立大学と改称しています。

※所在地は奈良市船橋町で近鉄奈良駅、JR奈良駅から徒歩10分となっています。

附属高校の話に戻ると、1学年5クラスで、設置コースは「探求課」のみ。

課題探求型の教育を通して、「自立した個人として他者や社会に貢献し何事にも挑戦する」を生徒綱領として掲げています。

課題探求型の授業って、簡単に言うと、ICTの活用やプレゼンテーションなど協働作業を取り入れた、いわゆる「詰め込み」でない、今はやりのアクティブラーニング授業のことです。

ただ附属高校のHPはフレームだけで、まだ中身が存在しません。

5月に予定されていた第2回学校説明会も延期され、附属高校として気になる大学への内部進学や受験の難易度なんかも現時点ではさっぱりわかりません。

西の京の時よりも偏差値が上がることは間違いないと思いますが。

最初にも書きましたが、奈良県の公立高校は再編の真っ最中で、募集停止が相次いでいます。

その結果、奈良高から郡山高、平城高と決まっていた偏差値の順位に空白が生じています。

奈良市・生駒市の受験生は郡山がダメなら一条まで下げないといけません。

それ以外の受験生は一条が受験できないので、郡山の下は奈良北になってしまいます。

また奈良北がダメなら、登美ケ丘・西の京がないので法隆寺国際まで志望校を下げなければなりません。

このことは受験生にとってかなり悩ましいことです。

奈良北の普通課の偏差値がおよそ60だとすると、法隆寺国際の普通課の偏差値が47程度なので10~13下げないといけなくなります。

これははっきり言って無茶です。

県立高校としては偏差値の空白を作るべきではありません。

コロナの影響で致し方ないところもありますが、ここ数年の奈良県の高校再編自体に反対意見も根強くあるようです。

その結果、私立への流れが加速しています。

大学入試制度改革への対策一つとっても、県立と私立では雲泥の差があります。

また今回の緊急事態宣言下の授業サポートをみると実にさまざま。

新たな授業体制作り、スピードなど全てにおいて、その学校の本来のポテンシャルの差がもろに出たという感じがします。

いずれにせよ、こんなときだからこそ受験生の精神的な負担をできるだけ軽減し、明るい未来を想像できる学校選びができることを願っています。

県立大学附属高校については随時ご案内させていただきたいと思います。