中3の先取り学習について!!

中3生には高校受験科目別フローチャート(公立高校用)なるものをお渡ししています。

9月~3月までの7ヶ月間を科目別に基礎完成期、実践演習期、仕上げ期の3つに分けて表にまとめたものです。

公立用ですので私立進学希望の人は1ヶ月前倒しで学習計画を立てるようになっています。

ところで受験の出題は1・2年の内容が7割とよく言われます。

たしかにそうです。

そのために夏休み受験勉強のスタートはかならず1・2年の復習から始めるわけです。

ですが今日はあえて先取り学習のお話をしておきます。

この時期、中3生は先取り学習も必要になります。

全科目ではありませんが、先取りが必要な科目は英語、数学、理科の3科目です。

科目ごとに内容と、なぜ必要なのかを簡単に説明します。

英 語

とりわけ「関係代名詞」「分詞の形容詞的用法」「間接疑問文」の3つの文法の先取りが必要です。

当然、これらの文法は2学期に学校でも習いますが、学校での学習を待っていると長文問題を読むことができません。

入試の英語は公立も私立もほぼ100%長文問題が出題されます。

実際の受験校の過去問は冬に入ってからの実施で間に合いますが、実践問題は11月、早い人で10月中には解きだします。

そうすると長文問題には上記の3つの文法は当たり前のように出てきますから、長文を読むのにも解くのにも支障が出てきます。

文の構造理解と基本問題レベルでいいので演習しておくと長文を読むときに楽です。

数 学

「二次関数」「相似」11月以降に「円」「三平方の定理」

数学の入試問題は計算問題を除いて、多くが図形と上記の単元の複合問題で構成されています。

数学は10月までは徹底的に基本の演習に多くの時間を費やせばいいと思います。

ただ基本問題を演習するにしても「二次関数」「相似」だけは先取り学習しておく必要があります。

英語と同様、数学のこれらの単元も学校で習いますが、それを待っていたのでは限定された演習しかできなくなる危険があります。

数学はできるだけ数多く演習にあたり、パターンを押さえることが学習のポイントです。

そのためにも10月中に「二次関数」「相似」の2単元、11~12月中に「円」「三平方の定理」の先取りをお勧めします。

レベルは教科書のA問題レベルでいいと思います。

理 科

何がなんでも先取りというほどではありませんが、やっておくと実践問題に入りやすいと言う程度です。

単元は「天体」です。

理科は数学や英語ほど積み重ね学習を必要としません。

もちろん化学範囲のように積み重ねを必要とする単元もありますが、「天体」は単独の単元ですから先取り学習するにしても、少なくとも復習は必要としません。

奈良県の過去問を見る限り、地学範囲では出題頻度は高い(5年間に3回)方ですから、できる人はぜひ先取りしておいてください。

塾の中には学校よりもかなり先を学習している塾もありますが、単に授業を聴いてわかったつもりになっていることもよくあります。

基本問題でかまいませんから、自分で問題を解いてみることが大切です。

以上、簡単にまとめてみましたが、あくまで1・2年生の復習が優先ですので無理してやる必要はありません。