「子どもの読書習慣」は家と親で決まるらしい!

「読書習慣」は子どもに大きな力を与えるという記事をダイヤモンド・オンラインで見つけました。

読書や速読ときたら、ちょっと書かないわけにはいきません。

数年前、奈良女子の学生で講師をしてくれていた人がいます。

週2回教えに来てくれていたのですが、ほんのわずかでも時間があると、かならずバッグから本を出してきて読み始めます。

「Yさんは本が好きですね」と声をかけると、「今は本だけが友達みたいなもんです。でもなかなか読む時間がなくて・・・」

いろいろ話をしてみると、初めて読んだ?(手にした)本はドイツ語の本だったとか。

お父様が東京外大で先生をしておられて、書斎で読んだのがドイツ語の本だったらしいのです。

でも自分に比べたら妹さんのほうがずっと本好きというか、姉から見ると妹さんは変人で、本気ちがいらしいです。

「本気ちがい」と言っても本物の気ちがいという意味ではなく、本が大好きな変な人と言う意味ですよ。

ちなみに妹さんは当時、東大の理Ⅱに通っておられました。

話がそれましたが、読書の習慣は単に知識を増やしてくれるだけでなく、生きていくのに必要な知恵を与えてくれます。

子供たちにとって読書は視野を広げるための大事な道具であり、想像力や創造力の基礎を作ってくれますが、何より読書によって養われる大きな力があります。

ひとつは「読解力」です。

カナダの大学の研究で読書においても「マタイ効果」が存在するといいます。

マイタイ効果とは聖書の一節にある「富める者は富み、奪われる者はますます奪われる」という現象のことらしいです。

成長するにしたがって、読書をすればするほど読解力の高まる子どもがいる一方で、読書をしないために理解力がどんどん追いつかなくなる子どももおり、その差は広がる一方だということです。

もう一つが「語い力」です。

ベネッセの調査でも、高校生、大学生とも、読書量の多さと「語い力」には非常に強い関係があることがわかっています。

また教育研究家の岸本裕史氏の調査でも、小学5年生の、成績5と2の生徒では、「語い力」に3倍以上の差があることがわかっています。

結局、読書量が増えると理解力が高まり、いよいよ読書が好きになる。

そしてさらに読書量が増えるという好循環が生まれるのです。

ところで子どもを本好きにするために、親は一体何ができるのでしょうか?

世界中に1500万人に満たないユダヤ人。

今までにアインシュタインのような天才や、スターバックス、グーグル、フェイスブックの創業者、さらにはノーベル賞の受賞者の5人に1人はユダヤ人だと言われています。

迫害の歴史の中で、どこへ行っても決して盗まれることのない「頭脳」を育て引き継いできたと言われています。

リビングに本棚

ユダヤ人の多くの家庭には、リビングなど家族の集まる場所には本棚があるそうです。

本棚の下のほうには百科事典や図鑑など、子どもが自分で調べられる本を置いておき、わからないことがあれば一緒に調べるのだそうです。

読み聞かせ

ジム・トレリース『魔法の読みきかせ』の著者によると、子どもは中学2年生くらいまで、「読む力」が「聞く力」に追いつかないそうです。

そのため、大人に読み聞かせてもらい、「わかった」「面白かった」という体験をすることで、「もっと読みたい」という気持につながるそうです。

親が本を読む

厚労省が小学2年生とその親を対象にした調査によると、子どもが1ヶ月に読む冊数は、両親が読む冊数にほぼ比例していることがわかっています。

ベネッセの調査でも、本が好きな人に、そのきっかけをきいたところ「子どものころに、読み聞かせてもらった」「家族が本好きだった」の回答が最も多かったそうです。

両親が本好きの家庭では、子どもも読書好きになる傾向があるようです。

理屈はどうあれ、読書は楽しいです。

部屋にいながら、世界中どこへでも行けるし、一瞬でタイムマシーンに乗って古代にでも行けちゃう。

歴史上の人物や世界中の偉人と話ができて、自分が主人公になって、どんな難問だって解くことができます。

人間一人が一生で経験できることなんか、たかがしれている。

本を読むことで、その数倍、数十倍の経験ができる。

こんなすばらしいことはそうないと思います。

「本を読まないで生きていけるほど、人生は甘くない。」これは私の好きな作家、斉藤一人さんのことばです。

どんどん本を読もう。