2020 学校説明会 上宮高校

17日、上宮中学・高校の説明会が上本町シェラトンHでありました。

例年、外国からの観光客で混雑しているシェラトンHですが、今年はフロントもレストランもとても静かでした。

説明会も今年は1塾1名と限定されており、長テーブルを一人で使用。

それでもテーブルの数だけでも180近くあり、ほぼ満席の状態でした。

男女共学になって10年、高校からの受験生は毎年2000名前後、生徒数は1学年600名といったところです。

もともと男子校でしたが、この10年で女子の比率が40%近くまで上がってきたそうです。

今年、創立130周年を迎え、校舎を新設(2019からすでに授業)、またICT化を進めてこられたようですが、くしくもそのことが今回のコロナ禍による休校時のオンライン授業に役立ったとか。

2020度、中高とも制服が変わりました。

特に高校男子は学ランからブレザーに変わりました。

上宮といえば学ランだったんですが・・。

1時間10分で中学と高校の説明をされたので、それぞれの項目については、資料の読み合わせのような感じになってしまいました。

高校についての部活動や体験的学習、行事はかなり活発に行われている学校ですから、スクールライフとしての上宮高校は魅力的な学校の一つと言えると思います。

もっとも、今年は体育大会、文化祭など主な行事はほとんど中止、修学旅行も例年のヨーロッパから国内に変更予定とのこと。

詳しい内容については上宮のHPをご覧ください。

⇒上宮中学校・高等学校HP

大学進学について少し書いておきます。

上宮高校には上から「パワー」「英数」「プレップ」の3コースがあります。

以下パンフレットからの抜粋です。

「パワーコース」

高い学力と強い人間力を育み、難関国立大学を目指す。

「英数コース」

主要5教科を確実に修得し、国公立大進学を目指す。

「プレップコース」

得意分野を生かした進学方法を選択し、希望進路の実現を目指す。

上宮高校には高大連携で入学できる大学、指定校推薦で入学できる大学がかなりあります。(もちろん私立大学です)

併せて約千人分相当ですからかなりの数です。

で少し気になるのが、それ以外の進学人数と進学先です。

「パワー」と「英数」は国公立大学進学をテーマにしていますが、基本、国公立大へは自力合格以外ありません。

2020年度の国公立大への進学は41名(うち浪人生が13名)のうち24名が「その他の大学」となっているので、おそらく地方の公立大学だと思われます。

一方、私立大への合格は先ほど述べたとおり推薦が数多くありますから、それを使って進学している人が多いようです。

例えば関大へは高大連携で24人の枠があります。

2020年度の関大の合格(現浪)は50人となっているので、高大連携以外での合格は計算上26人(現浪)ということになります。

また同志社大へは指定校推薦で10人の枠を持っています。

2020年度の同志社の合格は17(うち浪人7人)となっていますから、現役での指定校推薦以外での合格は0人です。

上宮高校の合格基準の偏差値、特に「パワー」と「英数」を考えるとき、もう少し国公立や関関同立への合格があってもいいのではないかと思います。

説明会では「大学のレベルに限らず、将来何をしたいかを大学選定の基準に考えている」とお話がありました。

それは確かに進路指導にとって大切なことです。

が、それでももう少し実績が上がってもいいと思うのですが・・

最後に、来年上宮を受験する人のために科目毎のアドバイスを、本日いただいた資料を元にまとめておきます。

国語

・普段から聞き慣れない言葉に出会ったらすぐに調べる習慣を持っておく。

・いろいろな内容の文章に親しんでおく。その際、筆者の言いたいことを追いかけながら読むことを心がける。

・文法・四字熟語・ことわざなどはしっかりと身につけておく。

・古典は「慣れ」が一番。口語訳を参考にしながらくり返し音読を忘れない。

社会

・地理では地図帳を利用した学習を心がける。知らない地名は必ず地図帳でチェックする。

・歴史では各時代の特色を捉える。教科書に載っている挿絵や資料にも目を向ける。

・公民では日ごろから世界や日本の動きに関心を持つ。特に政治分野・経済分野は教科書に書かれている事項をしっかり理解しておく。

英語

・できるだけ多くの長文問題にあたり、英文に慣れ、より速く、より正確に読む訓練が必要。

・会話問題は返事の仕方や尋ね方がよく出題される。

・文法問題は問題集を使ってくり返し練習が必要。

・リスニング問題は英検3級程度のリスニング問題が解けるように。

理科

・基本的な知識内容を単に暗記するのではなく、理論やしくみを理解しておく。

・実験・観察については目的、方法、結果、そこからの結論まで導き出せることが重要。

・比例の計算・速さの計算・単位の変換などの基本計算と化学反応式が書けることは受験に限らず、入学後の授業でも重要。

数学

・全体的に基本的な問題が多いが、出題範囲がほぼ全範囲に及んでいる。

・特に図形に関する問題は公式を覚えた上で、演習を積み重ねておく。

・大問1番の小問は基本的な問題ばかりなので、そこでは決して間違わないように。

上宮高校はチョットできる(偏差値53以上)子が幅広く受験できる学校として、受験生にはとても有り難い学校の一つです。

奈良の公立高校でいうと、奈良北、一条(普・外)の併願としてドストライクな学校です。

以上、上宮高校をまとめてみました。

最後にもう一度、詳細は上宮のHPをご覧ください。

⇒上宮中学校・高等学校HP