2020 学校説明会 育英西高校

18日育英西高校の説明会に行ってきました。

オンラインでも可能だったのですが、今年は卒業式にも行けなかったので、現場参加してきました。

例年と同様に小講堂を使っての説明会でした。

育西高校は10年前は定員の75%しか生徒がいない学校でした。

それが今では5年連続で志願者が増え続けています。

言ってみれば、富雄という、ある意味田舎で、しかも大学の附属でもない単独の小さな女子校です。

そんな学校が、子どもの数が減少している中で、出願者数や実績を伸ばし続けているのは一体なぜなのでしょうか。

詳しくは育英西中学校・高等学校HPをご覧ください。

⇒育英西中学校・高等学校HP

北谷校長の挨拶の後、中学校の全科目におけるIB(バカロレア)基準と定期テスト(点数)ではない評価など、興味深い説明もありましたが、ここでは高校の「グローカル」について書いておきたいと思います。

育英西高校は文科省から「地域協働事業グローカル型」の学校として指定を受けています。

グローカルとはグローバルとローカルから出来た造語でです。

グローバル=世界的な広い視野に立って考える、ローカル=地域とのつながりを持つ、一見相反する言葉のように思えますが、「考えるときは世界規模で考え、行動は自分の足元(地域)から」という考え方です。

グローカルという考えに沿っていくつもの取り組みが行われています。

科目授業の中では、それぞれの意見(直感)を出し合い、グループでお互いの思考をぶつけ合いながら、その根拠を見つけ、比較・検証して最適な回答を見つける思考力重視の授業

複数のネイティブ教師によるEnglish Plusという授業。

オールイングリッシュの授業でスピーキングのテストを導入し、スウェーデンの教育実習生の受け入れ、またインドネシアの女子校との交流など。

国公立大学との連携事業

フィールドワークを中心とした社会学で奈良県立大学と連携(2019)、奈良女子大との連携(2020)、IB(バカロレア)での都留(ツル)文化大学との連携(2011)など。

詳しくは育英西中学校・高等学校HPをご覧ください。

⇒育英西中学校・高等学校HP

育英西高には2つのコースがあります。特設コースと立命館コースです。

特設コースにはⅠ類とⅡ類があります。

グローバル社会において活躍できる女性の育成を目指す、特設コース(Ⅰ類)

関大13、同志社2、関学8、近大25、龍谷6、京都女子5など、優に500を超える推薦枠を使って安心の進路保障!

ここ3年、各大学とも入学者定員の厳格化が図られ、私立大学の合格率が落ちています。

まして今年はコロナ禍で、一日も早い進学先の決定を望む受験生や保護者が増えています。

昨今の大学入試を考えると、Ⅰ類は入口(入学)偏差値と出口(大学進学)偏差値だけを見ると、とてもコスパの高いコースになるのではないでしょうか。

応用力を伸ばして仲間と共に目標をかなえる、特設コース(Ⅱ類)

推薦枠はⅠ類優先です。

Ⅱ類の生徒たちは原則自分で大学受験の道を拓かなければなりません。

「自分は将来、何をもって社会の、人の役に立ちたいのか。

その実現のためには、自分は大学で何を研究したいのか自覚して大学を選ぶ。」というお話がありました。

大学は研究機関だという認識をもって、生徒一人ひとりが主体的に大学や学部を選ぶ。

生徒にその自覚と覚悟が芽生えれば受験勉強もつらいだけのものではなくなるかもしれません。

その視点に立って進路指導が行われていることは、すばらしいことだと思います。

Ⅱ類の生徒の中には海外の大学や国公立大のAO推薦を受験する人もいるそうです。

国公立大AO推薦の出願には志望理由書の提出が義務付けられています。

入学後の研究テーマが確定されていないと出願することもままなりません。

実際の合格実績については育英西中学校・高等学校HPをご覧ください。

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立命館大への進学を前提に未来のリケジョをつくる立命館コース

立命館コースとはいえ、大学が実施する検証試験にパスしなければなりませんが、ここ5年はほぼ100%の合格です。

立命館のほぼ全学部から推薦枠があり、高校2年半の校内成績、英語資格試験、他で学部が決まります。

2020では推薦枠15学部91名のうち7学部52名が理系になります。

理系、文系どちらに進むにしろ、数Ⅲまでの学習が義務付けられています。

行きたい学部や通いたい学舎(衣笠、茨木、草津)は偏るので、コース内での競争、特に上位者間の競争は厳しいものがあるようですが・・・

高校入試の変更点は以下の通り

1)B日程の入試がなくなります。

2)立命館コースの配点が変更

A)バランス重視型

国語・英語・数学各150点

社会・理科各100点

合計650点

B)理系重視型

国語・英語各105点、

数学225点

社会65点

理科150点

合計650点

AかB、高得点の方で判定

入試出題範囲については奈良県公立高校入試の「一般選抜入試」の範囲に準じて出題となっています。

詳しくは育英西中学校・高等学校HPをご覧ください。

⇒育英西中学校・高等学校HP