突然ですが、日々の生活の中でどうでもいいことを書きたいように書くのを「よりみちさんぽ」と呼ぶことにしました。
今までも「こんなんブログに書いて何か意味あるん?」「塾のブログやからまずいんちゃう?」みたいなことを思って書くのをためらってきたことがありました。
実際は書くのがじゃまくさいから言い訳にしてきたというのが本音かもしれませんが。
でも書いていい、書いたらダメの判断はやめました。
読んでいただいた方に感動を与えるような内容は到底無理ですが、書きたいように書いてみようと思います。
ということで最近よく朝に散歩します。
散歩と言っても健康のために住宅内や近くの田舎道を1時間ほど早歩きするやつです。
今朝も5時頃に起きたときはまだ雨が降っていたのですが小降りになったので思い切って出かけてみました。
富雄川沿いを歩いていると浅瀬で何かが動いている。
何だろうと橋の上から見てみると鯉です。
しかもかなり大きい。40cmはあろうかと思われる全身銀色、俗にいう「銀かぶ」というやつです。
それだけじゃなかった。
近くにこれまた負けないくらい大きい真鯉がしかも2匹もいるではありませんか。
石の色と区別しにくいですがそれこそ2匹で散歩すように寄り添いながらゆったり泳いでいました。
大昔、小5から8年間大和郡山というところに住んでいました。
これと言った産業の思いつかないところですが、金魚は有名かと思います。
毎年「全国金魚すくい大会」が催されます。(今年はコロナで中止になってしまいましたが)
※過去の全国金魚すくい選手権大会の会場の様子
郡山の金魚の歴史は古く今から300年前(1700年代)にさかのぼるようです。
当時私たちは田んぼの中のあぜ道が通学路でした。
周りには田んぼに混じってたくさんの金魚池がありました。
雨上がりの日は用水路に金魚や鯉が普通に泳いでいました。
きっと金魚池からあふれたんでしょうね。
中には今朝、川で見かけたような「銀かぶ」や「金かぶ」なんかもいて皆でわいわい言いながら学校に行ったものです。
もちろん誰も驚かないし、まして取る子どもなど誰一人いませんでした。
あまりにも日常の風景だったのです。
またちょうど今頃、田植えの時期になると水の張った田んぼに金魚の稚魚を放流するのです。
まあ一種の「あいがも農法」みたいなもので金魚は水草を食べて苗はそのフンで育つという一石二鳥なわけです。(今はそんなん見たことないですが)
で田んぼから水がなく前に金魚はみんな金魚池に戻されます。
学校のプールでもよく似た光景が見られました。
夏の水泳の授業が終わるとプールに金魚や鯉が大量に放たれます。
プールの水はとんでもない色になってしまいますが、翌夏のプール開きの前には、6年生全員で金魚の生け捕りとプールの大掃除が恒例行事になっていました。
生け捕られた金魚や鯉はどこにいっちゃったんでしょうね。当時は考えたこともありませんでしたが。
そんなこんなで生活の中に金魚が当たり前にいる小学生時代でした。
たまたま今朝、鯉を見かけてちょっと思い出してしまいました。
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