ちょうど夏休み前のこの時期は各学校とも
今年度の新しいパンフレットが出来上がる時期で
開星にも多くの学校からパンフレットが届き始めています。
この2週間をみても
城星高校、京都橘高校、清風高校、
橿原学院、四天王寺高校など
また西大和高校、興国高校は
わざわざお持ちくださいました。
昨日(7/18)は奈良育英高校の説明会に
参加させていただきました。
育英高校は奈良北部の受験生にとっては
とてもありがたい高校です。
現在、選抜、国際、高大連携、総合の
4コースがありますが、
合格目安の偏差値が49~61と間口の広い学校です。
また併願で受験しても不合格になるケースが
少ないこと。
昨年の併願受験者は2387名
うち合格者(含まわし合格)は2362名
不合格者はわずか25名(1%)となっています。
以上の点から県内の受験生にとっては
保険として受験するケースも多く見られるようです。
ただ昨日の説明会では
今年度からの新たな取り組みとして
2015国連サミットで採択された
SDGs(持続可能な開発目標)に沿った
ESD(持続可能な開発のための教育)
について冒頭からお話がありましたが
※SDGsとは2015年に国連加盟193カ国によって
全会一致で採択された持続可能な開発目標のこと。
「誰一人取り残さない」をスローガンに、
2030年までに達成すべき17の目標を掲げている。
残念ながら今年度の学校パンフ、学校HPで
そのことについて確認することができませんでした。
今後の取り組みを見守っていく必要があると感じました。
もちろん育英高校のパンフレットも塾内に置いてありますので
自由に閲覧してください。
とある高校の先生から
「来年から授業料の支援制度が変わりますよ」
というお話をお聞きしてビックリ!
「知らない、聞いてないよ」と思って文科省のHPをチェック!
載ってました。
大阪や京都は国とは別に府から支援金が出ています。
この制度のおかげで大阪、京都では私立高校への
専願者がいっきに増えました。
一方、奈良の高校生には従来の国からの支援金
11万8800円(公立高校の授業料額)だけです。
大阪の私立の先生から
「入試説明会で授業料の話をするとき
奈良の人だけ別室で説明させていただきました。
あまりにも不公平感がありますからね。」
というお話を聞いたことがあります。
来年からは、その国の支援金額が世帯の年収によっては
大幅に引き上げられることになったのです。
県内の保護者の方にとっては他府県との不公平感が
少しでも解消されるのではないかと思います。
もちろん受験生にとっても家庭の経済的な負担を
考慮しないでいいなら今まで以上に志望高決定の幅が
もてるのではないかと思います。
また新しい支給額は在校生にも適用されますから
適用家庭にとってはとても有り難い制度だといえます。
一方、支援金額が従来の一律から収入によって
相当の差が生じることは判定のボーダー付近のご家庭にとっては
新たな不公平感を生む危険も含んでいますが・・・
昨日の奈良育英高校の説明会でいったん説明会は終わりです。
次はまた夏休み明けからはじまります。
奈良女子、清風、上宮、帝塚山、育英西・・と続きます。
今日はこの辺で・・・
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