今年、奈良大附属の学校説明会はコロナ禍で行われませんでした。
送られてきた資料と後日の動画をもとにこれを書いています。
奈良大附属には3つのコースがあります。
送られてきた資料から
特進コース
国公立、難関私立大学への合格を目指す特別進学コース
募集60名(2クラス)程度
文理コース
基礎力をしっかり身につけ、目標とする大学への合格を目指すコース
募集105名(3クラス)程度
標準コース
大学、短期大学、専門学校、就職など多様な進路を目指すコース
募集115名(3クラス)程度
五ツ木の偏差値でみてみると
標準コースの専願から特進コースの併願まで約15の幅があります。
1つの学校で偏差値15の幅というのはかなり広いほうです。
偏差値50を切る人でも標準コースなら十分に併願でも合格圏内に入ることが出来ます。
進学実績をみてみると
4年制大学への進学が66%
短期大学・専門学校への進学が25%となっています。
現役での進路決定は90%以上と書かれています。
4年制大学については、同志社、立命、関大、近大、龍谷、京産を始め指定校推薦が約30校。
当たり前ですが、奈良大附属は奈良大の附属高校ですから奈良大への特別進学制度があります。
その枠は40名です。
奈良大学には現在、文学部、社会学部の2学部6学科ありますが、すべての学科に進学可能です。
また部活動も盛んに行われています。
全国レベルで活躍している部活動もあります。
昨年の実績になりますが、剣道、バドミントン、なぎなた、体操、空手道がインターハイに出場しています。
現在、スポーツ系17、文科系18のクラブが存在しています。
最後に令和2年度の入学試験の出題範囲についてお伝えしておきます。
国語、英語は削減範囲はありません。
数学は「三平方の定理」「標本調査」は除外。
社会は公民分野の「私たちと国際社会の諸課題」は除外。
理科は「科学技術と人間」「自然と人間」は除外。
食堂や図書館もとてもおしゃれです。
さすが私立高校というほかありません。
食堂と図書館
奈良大附属高校は、育英高校とともに県内の受験生にとって中核をなす私立高校の一つです。
また、入学時の偏差値の割には大学への進学可能性の高い高校だといえます。
今現在の学力が平均に届いていない人にとっては考えてみてもよい学校の一つではないでしょうか。
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